oscana.s2n.handler

クラス HttpResourceHolderHandler

java.lang.Object

oscana.s2n.handler.HttpResourceHolderHandler

すべての実装されたインタフェース:

nablarch.fw.Handler<nablarch.fw.web.HttpRequest,Object>

public class HttpResourceHolderHandler
extends Object
implements nablarch.fw.Handler<nablarch.fw.web.HttpRequest,Object>

サーブレットリソースの投入、削除を行うクラス。

NablarchのDIコンテナには以下のサーブレットリソースは直接@Injectアノテーションで注入することができない。
・javax.servlet.ServletContext
・javax.servlet.http.HttpServletResponse
・javax.servlet.http.HttpServletRequest
・javax.servlet.http.HttpSession

本機能は以下の方式により、@Resourceにてサーブレットリソースを注入しているアプリケーションを移行できるようにしたものである。
・@Injectで注入するものはサーブレットリソースではなく、各サーブレットリソースと同じI/Fを有するリソースホルダーとする。
・リソースホルダーにはサーブレットリソースへの参照を持たせることができ、アプリケーションがリソースホルダーの各メソッドを呼び出すとサーブレットリソースに移譲される仕組みである。
・HttpResourceHolderHandler,HttpResourceHolderUpdateHandlerがリソースホルダーにサーブレットリソースへの参照を登録する。

[構成]
■リソースホルダ
・oscana.s2n.handler.HttpResourceHolder - サーブレットリソースへの参照を保持するリソースホルダ
・oscana.s2n.servlet.HttpServletRequestHolder - HttpServletのI/Fを提供するリソースホルダ
・oscana.s2n.servlet.HttpServletResponseHolder - HttpServletResponseのI/Fを提供するリソースホルダ
・oscana.s2n.servlet.HttpSessionHolder - HttpSessionのI/Fを提供するリソースホルダ
・oscana.s2n.servlet.ServletContextHolder - ServletContextのI/Fを提供するリソースホルダ
■ハンドラ
・oscana.s2n.handler.HttpResourceHolderHandler- サーブレットリソースの投入、削除を行う
・oscana.s2n.handler.HttpResourceHolderUpdateHandler- サーブレットリソースのリフレッシュを行う

作成者:

Fumihiko Yamamoto

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
HttpResourceHolderHandler()

メソッドのサマリー

修飾子とタイプ	メソッドと説明
Object	handle(nablarch.fw.web.HttpRequest request, nablarch.fw.ExecutionContext context) ハンドラーで処理する。

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

HttpResourceHolderHandler

public HttpResourceHolderHandler()

メソッドの詳細

handle

public Object handle(nablarch.fw.web.HttpRequest request,
                     nablarch.fw.ExecutionContext context)

ハンドラーで処理する。

・HttpResourceHolderにサーブレットリソースへの参照を登録し、次のhandleの処理を行う。
・handleから戻ってきたところでサーブレットリソースへの参照を削除する。

定義:

handle インタフェース内 nablarch.fw.Handler<nablarch.fw.web.HttpRequest,Object>

戻り値:

結果データ